あることがきっかけで医師を目指すことになり、そして「総合臨床医」という、なんでも診られる医師になりたいと漠然と思い、結果、僻地でも通用するようなスキルを持つ医師となったのです。
ここに至るまで、本当にたくさんの人に導かれ、支えられ、人生の大事な岐路には、必ず背中を押してくれる人たちが現れました。その中には、もちろん夫も含まれます。
もし、これらの人たちが、わたしの人生からひとりでも欠けていたら、今は全く違う職業をしていたかもしれませんし、なによりも、今の楽しい家庭や大切なふたりの娘と出会うこともなかったかもしれません。人生って、つくづく面白いなと思いますあることがきっかけで医師を目指すことになり、そして「総合臨床医」という、なんでも診られる医師になりたいと漠然と思い、結果、僻地でも通用するようなスキルを持つ医師となったのです。
ここに至るまで、本当にたくさんの人に導かれ、支えられ、人生の大事な岐路には、必ず背中を押してくれる人たちが現れました。その中には、もちろん夫も含まれます。
もし、これらの人たちが、わたしの人生からひとりでも欠けていたら、今は全く違う職業をしていたかもしれませんし、なによりも、今の楽しい家庭や大切なふたりの娘と出会うこともなかったかもしれません。人生って、つくづく面白いなと思います。
north
丘珠、美瑛、稚内
ある日の大巡業
3/1 室蘭
3/2-3/3 北見
3/3-3/4 紋別
3/4-3/6 稚内
3/6-3/7 安平
3/6-3/11芦別
airplane
1年に100以上のフライト
私のSNSの投稿は移動関連の写真が多いです。
飛行機の移動は大好きです。他にも移動は新幹線、特急、バス、など様々ですが、移動距離が長くても私なりに楽しんでいます
book
多くの方への感謝です!
「自衛隊の医官で始まり、防衛省退職後、次の就職まで2年くらい、
いろいろな仕事をしてみたいと飛び込んだフリーランスの世界。
性に合っていたのか、もうすぐ7年目。
今は、年間200回以上飛行機に乗って、
時には新幹線で、全国の僻地の病院を飛び回る『空飛ぶドクター』となったのです」(本書「はじめに」より)
本書では、わたしが医師になろうとしたきっかけから、全国を飛び回るまでの軌跡、そして、僻地で感じたこと、これからの日本の医療の未来について考えることを記しています。
「空飛ぶドクター」となって約7年、本当にいろんなことがありました。
楽しいこともつらいことも……。当直明けに、鏡に映る、ぼろぼろの自分の姿にげんなりすることもあります。どうしてこんなに頑張らないといけないのかと。
でも決して、逃げ出したいと思うことはなく、すべては「誰かのために」という思いで、がむしゃらに医療に向き合ってきました。
ありがたいことに、ご縁があって、赴くことになった北海道や種子島、他にもたくさんの地域がありますが、どこの病院でも、毎回多くのことを、勉強させてもらっています。
実際、現地に足を運んでみると、その地域が抱えている問題は、思っている以上に深刻なのだと、実感させられました。
この本を手に取っていただいた皆さまには、各地の医療環境の現実を知っていただくともに、ご自身の健康について、少しでも考えるきっかけになっていただくと幸いです。
また、現役の医師や今後医師を目指す方たちには、こんな働き方があるんだということ、そして、僻地医療への興味のひとつになってもらえると嬉しく思います。
どうぞごゆっくり、わたしと一緒に空を飛んでいるような気分で、お読みください。